せきしろという名前を、又吉直樹との共著『カキフライが無いなら来なかった』などで見かけたことがある人もいるかもしれません。
『そんな言葉があることを忘れていた』は、せきしろ単独での随筆集。日常の中で見過ごしていた言葉や感覚を、もう一度すくい直すように書かれたエッセイが並びます。
魅力:忘れていたことに気づかせてくれる文章
タイトルがそのまま本の体験になっている。読んでいる最中、「そういえばこういう感覚、あったな」と思い出す瞬間が何度も訪れる。大きな出来事ではなく、通り過ぎてしまう日常のささやかな発見を拾い上げる随筆集です。
肩の力が抜けた文体で、構えずに読み進められるのも魅力のひとつです。
対象読者
- 日常のささやかな発見を描いたエッセイ・随筆が好きな人
- 構えずに読める文章で、ふと立ち止まる時間をつくりたい人
- せきしろの既刊(又吉直樹との共著など)を読んだことがある人
- 忙しい日々の中で、言葉に対する感覚を取り戻したい人
買うべき理由
随筆集は「今読まなくても読める」と思われがちですが、だからこそ後回しにされて出会えないまま終わることが多いジャンルです。のこのこ書店の在庫は残り1冊。この機会にぜひ手に取ってみてください。
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