「青春」という言葉にしてしまうと、きれいになりすぎる感情がある。

僕のマリ『いかれた慕情』は、そのきれいにならない部分──好きという気持ちの底にある執着や、苦しさや、どうしようもない慕情を、ならしすぎずに書いた現代小説です。


魅力:感情を「整えずに」書いている

多くの小説は、感情を物語の都合がいい形に整えてから読者に渡す。でもこの本は違う。繊細であることと、いびつであることが同時に起きている。読んでいる最中、自分の中にあった「名前をつけていなかった感情」に名前がついていくような感覚がある。

タイトルの「いかれた」という言葉がそのまま本文の温度になっている。愛おしさと苦しさが分離していない、現代小説らしい一冊です。


対象読者


買うべき理由

のこのこ書店は小説・エッセイだけを扱う小さな本屋で、独立系・小規模な書き手の本を積極的に在庫しています。『いかれた慕情』はまさにその一冊。在庫は残り1冊です。次に入荷するタイミングは未定のため、気になった今が買うタイミングです。


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